2.ルルドの丘

ルルドの丘
るるどのおか

洞窟の右上にあるマリア像。慈愛に満ちた表情だ。

開放的な丘の上で
聖母の奇跡に思いを馳せる。

ルルドは、ピレネー山脈の麓にあるフランス南西部の町。1858年に地元の少女が洞窟で薪拾いをしている時に若い婦人が現れ、手で穴を掘るようにと告げた。穴を掘るとそこから清水が湧き出て、その水には病気を治す力があったという。その若い婦人こそ聖母マリアで、多くの病気や怪我を治した奇跡の泉は、カトリックの聖地となった。そのルルドの洞窟と泉をほぼ忠実に再現したのが、『ルルドの丘』だ。障がいのある方のための施設『社会福祉法人 聖母の騎士会マキシミリアンの園』の敷地の最上部にあり、荘厳な雰囲気に包まれた洞窟の風景は、信仰の宗派を超えて多くの人の心を優しく癒してくれる。ルルドの洞窟を模したものは教会の庭先などでも良く見かけるが、実際の大きさで再現されたものは少ないという。神聖な施設ではあるが、カトリック教徒に限らず誰でも立ち寄れるのが嬉しい。ここはすべての人に開かれた、祈りと憩いの場なのだ。

聖母の騎士会『潔き聖母の家』の富永ミツ子理事長

会の創設者・アントニオ・ミロハナ神父。この人がルルドの丘も作った。

『潔き聖母の家』。スタンプはこのロビー内にある。

5月には大分教区全体が集まって「ルルド祭」を行う。

この看板が目印。『ルルドの丘』には、誰でも自由に入れる。

春にはたくさんの花が咲く。グラウンドもあり、ゆったりと過ごせる。

住所
大分県臼杵市野津町大字都原3590-1
電話
0974-32-7060
駐車場
スタンプの場所
潔き聖母の家ロビー右側のテーブル
トイレ

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