4.下藤キリシタン墓地(国指定史跡)

下藤キリシタン墓地(国指定史跡)
しもふじきりしたんぼち

16世紀末から17世紀初頭に造られたとされるキリシタン墓地。発掘調査を終え、現在は土中に埋め戻されている。

野津のキリシタンの魂
この地で静かに眠る

下藤集落の信者を葬ったキリシタン墓地で、日本で初めて完全な形で発見された。規模でも国内屈指といわれるこの墓地は、当時の記録から、下藤村の長で野津のキリシタンのリーダーだった「リアン(洗礼名)」が自費で整えた事が分かっている。66基のキリシタン墓のほか、小礼拝堂の跡、川原石を敷き詰めた円形の広場や参道などの遺構も見つかっている。遺体の頭を西に向けて埋葬するなどヨーロッパのカトリック墓地を強く意識しており、野津のキリシタンが西洋文化を積極的に取り入れていた事がうかがえる貴重な史跡だ。

花十字紋の下に洗礼名の常珎(じょうちん)が刻まれた墓碑。昭和三十一(1956)年に見つかった。

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住所
大分県臼杵市野津町大字原
電話
駐車場
史跡横の広場に駐車可
スタンプの場所
臼杵市野津庁舎「ゆるる」市民広場の円柱内
トイレ
ゆるる内トイレを利用
備考
※野津庁舎は平日7:30~18:30、土日祝日8:30~18:00

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