1.卯寅稲荷神社

卯寅稲荷神社
うとのいなりじんじゃ

永禄五(1562)年、大友宗麟が丹生島城を築城した際に祀られた。現在の社殿は昭和六十(1985)年に建立。

眺望絶佳
石垣の上のお稲荷さま

市民の憩いの場として知られる「臼杵公園」。この城址公園の北東に位置するのが「卯寅稲荷神社」だ。この方角が城中の鬼門にあたるため、外郭岸上に城の地主神・丹生島明神を祀ったことが始まりとされている。後方には卯寅口門脇櫓があり、廃域の際も取り壊しも免れた貴重な建物だ。その社と櫓の間を朱色の鳥居が連なる風景は、稲荷神社らしい独特な風情が漂う。この鳥居は下の道まで続いているため、散策コースとしても人気が高い。神社の前で立ち止まって手を合わせる人も多く、市民に広く親しまれている。

商業の神としても知られており、地元の祭では港町商店街が狐頭山車を繰り出していた。

下の道と神社の間の石段には延々と鳥居が続く。後ろに見えるのが嘉永七(1854)年に築かれた卯寅口門脇櫓。

住所
大分県臼杵市大字臼杵字丹生島91
電話
駐車場
スタンプの場所
おみくじの付近
トイレ
有(臼杵城内)

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