1.大泊神社

大泊神社
おおとまりじんじゃ

小道の奥にある神社は、想像より大きい。境内には他に、天満社や金刀毘羅社、石鎚社など七社が祀られている。

大泊と風成
二つの土地に祀られた姉弟の御霊

「田口御霊社」とも呼ばれる神社で、大友家の家督騒動「二階崩れの変」によって殺害された田口與一郎と姉(妹との説もあり)の松江の霊を鎮めるため、弘化二(1845)年に社を建てたことが由来とされる。大泊地区には與一郎、松江は隣の風成地区と、それぞれが捕らえられ刑に処された地に御霊社の祭神として祀られている。池の鯉が悠々と泳ぐ美しい境内は、地区の人が協力して神社を守ってきた何よりの証。神社を囲む山の緑の中に身を置けば、心もしぜんと落ち着いてくる。臼杵市東部にひっそりと佇む、静かで清らかな神社だ。
※與一郎=よいちろう
 松江=まつえ

道が細いため、車を海辺に停めて徒歩数分。住居の奥から鳥居が見えてくる。

拝殿の天井は、百人一首の絵札のような天井絵で埋めつくされている。

住所
大分県臼杵市大泊宮田
電話
駐車場
港の駐車場を利用
スタンプの場所
手水所の横
トイレ

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