2.大縁山 樹林寺(法華宗)
大縁山 樹林寺(法華宗)
だいえんざん じゅりんじ
寺の由来を知れば知るほど
歴史を深掘りしたくなる
大友義鎮が出家して宗麟と改名した寺として知られる「樹林寺」。もとはこの場所にあった諏訪神社を移し、寺を建立したという。当時の樹林寺は天正十四(1586)年、薩摩兵が乱入した際に焼失。現在の建物は臼杵藩主の別荘として建てられたもので、昭和に入って個人の所有物となっていた。一説には日本初のノビシャドがあった地ともいわれ、宗教を超えて神や仏が集った場所として注目を集める。別荘なので一般的な寺とは風情が異なるが、大友氏から稲葉氏へと連なる臼杵の歴史を語る上で欠かせない。「神仏やどり縁つなぐ寺」だ。
※義鎮=よししげ
ノビシャド=キリスト教の修練院
- 住所
- 大分県臼杵市花園738
- 電話
- 0972-62-3738(妙顕寺)
- 駐車場
- 有
- スタンプの場所
- 本堂の左
- トイレ
- 海辺地区公民館を利用
- 備考
- 通常は無住