1.搔懐キリシタン墓(県指定史跡)
搔懐キリシタン墓(県指定史跡)
かきだききりしたんぼ(けんしていしせき)
静かに受け継がれてきた
この土地の信仰の面影
臼杵磨崖仏から西へ約1キロ。掻懐台地の西端にある個人宅の敷地に、2基のキリシタン墓碑が今も残る。かまぼこ型の1号墓碑と直方体型の2号墓碑で、正面に刻まれている十字架もそれぞれ異なる。いずれも禁教令前の江戸時代初期のもので、とくに地域の信仰のリーダーであった人がこのような墓碑を作ったと思われる。掻懐村(当時)の人々は全員がキリシタンだったと言われており、この2基の墓は所有者の祖先が布教活動のリーダーだったことを物語っている。個人の敷地内なので、マナーを守って訪れたい。
※掻懐=かきだき
- 住所
- 大分県臼杵市搔懐
- 電話
- 無
- 駐車場
- 搔懐老人憩の家前広場
- スタンプの場所
- 覆い屋外、軒下
- トイレ
- 臼杵石仏又は公共トイレを利用