「うすき祈りの回廊」いよいよ6月よりスタート!!
うすき祈りの回廊とは?
「臼杵」の地名の由来は、古代に臼塚古墳の被葬者の魂を護る目的で造られた「臼」と「杵」の石甲が由来と云われています。ここから臼杵の「祈り」の歴史が始まりました。中世に入り、人々は極楽浄土を求め臼杵石仏をはじめ臼杵神社などを建立し神仏へ深い祈りを捧げるようになりました。
そして大友宗麟によるキリスト教の布教と共に城下町の原型が形成され、臼杵は全国有数のキリシタン王国へと変わっていきます。禁教の時代を迎え、臼杵の町には仏教のお寺が数多く建立され、数々の「祈りの物語」が生まれました。
「うすき祈りの回廊」は、宗教宗派を超えて「人」と「人の祈り」を大切にしてきた臼杵の先人たちの「想い」に心を傾けながら、祈りの対象としてきた臼杵市内の巡礼地を4つのコースで巡るスタンプラリーです。
各聖地の情報や詳しい解説、注意事項を記した、「公式ガイドブック」と「回廊スタンプ手帳」は、臼杵市観光交流プラザで入手してください。
うすき祈りの回廊公式サイト
紅の回廊
臼杵市観光交流プラザで回廊スタンプ手帳を入手したら、祇園祭りで知られる臼杵八坂神社へ。
美しい二王座歴史の道を歩き、城下町から高野山を目指す道程は、寺宝鑑賞や御朱印集めも楽しめるご利益満載コース。
1.臼杵八坂神社
2.正覚山 多福寺
3.竹林山 法音寺
4.成道山 見星禅寺
5.法運山 大橋寺
6.紫雲山 龍原寺
7.福良天満宮
8.要導山 妙顕寺
9.高野山 興山寺
青の回廊
臼杵湾に浮かぶ津久見島を右手に眺めながら、漁港や造船工場、養殖生簀など変化に富んだ海辺の風景を進みます。命を大切にする臼杵の漁師さんが手を合わせた数々の供養塔、臼杵という地名にルーツなど興味の尽きないコース。
1.大泊神社
2.大縁山 樹林寺
3.地蔵公園
4.中津浦天満宮
5.藤田神社(天満宮)
6.皇産霊神社(上ん寺)
7.臼杵神社
8.三島神社
9.慈雲山 福聚寺
緑の回廊
中世には5千人以上のキリスト教徒がいたといわれる野津町。数多くのキリシタン史跡と長閑な田園風景、山々の緑に心洗われる。
1.掻懐キリシタン墓(県指定史跡)
2.ルルドの丘
3.寺小路磨崖クルス
4.下藤キリシタン墓地(国指定史跡)
5.峨嵋山 普現寺
6.水地天満宮
7.溜水熊野神社
8.払川石仏
彩の回廊
臼杵城から始まり寺社仏閣や名所を巡って、最後の回廊・深田の里へ。国宝臼杵石仏の前で先人達が手を合わせた「祈り」に思いを馳せてみては。
1.卯寅稲荷神社
2.大日石仏(特別史跡)
3.白馬渓
4.望月天満社(不動明王堂)
5.紫雲山 満月寺
6.日吉社(特別史跡)
7.国宝臼杵石仏
注意事項
<注意事項>
・臼杵市観光交流プラザがスタンプラリーの起点・終点になります。窓口で参加者に回廊スタンプ手帳をお渡し
します。
・全てのスタンプを集めたら、達成記念スタンプを押印できます。
・出発前に臼杵市観光交流プラザでトイレをすませておきましょう。
・参拝及び訪問の時間は、9:00~17:00を目安にお願いいたします。
・移動は小型自動車の利用をお薦めします。(道幅の狭い聖地があります)
・通行の邪魔にならないよう注意し、地元の車や人を優先してください。
・挨拶を忘れずに。
・大人数、大声で騒がないようにしましょう。
・事務所や個人の住宅など私有地の立ち入りを禁止します。
・人物や個人の住宅の写真撮影およびSNSなどの投稿を禁止します。
・仏像や絵画など寺宝を案内していただいた折には、浄財やお礼を忘れずに。
・スタンプは押印したら、元の場所に収納してください。
・聖地への滞在はおおよそ30分以内を目安に、それ以上はご遠慮ください。
・諸事情により聖地でスタンプを押印できなかった場合は、臼杵市観光交流プラザにて押印が可能です。
お問い合わせ先
一般社団法人 臼杵市観光協会 TEL 0972ー64-7130